2008年01月31日

国会の混乱は誰の責任?

急転直下、両院議長の仲裁でつなぎ法案が取り下げられました。取り下げの理由として「筋の悪い法案を通してはいけない」とのことです。しかし、筋の悪い法案という認識がありながら無理に通そうとしたことは数の横暴としかいえません。

福田首相は31日午前の参院予算委員会で、与党がガソリン税の暫定税率の期限を延長するための「つなぎ法案」をいったん国会に提出した理由について「なにも法案を通さなければいけないと考えていたのではない。(法案撤回で与野党が)合意に達したのだから、過去のことをとやかく言うより、前向きに議論してほしい」と述べ、詳しい説明を避けた。

asahi.com 2008年01月31日


ここでも、福田首相は自分の責任を放棄しています。出したのは与党、でも撤回したからいいじゃないかと言う姿勢です。議長が「筋が悪い」と評した議員立法提出を許可あるいは黙認したことへの説明は一切なしです。

福田首相は首相のメールマガジンでこう書いています。

 昨日、与野党の間で、来年度の予算と関連法案について、「徹底した審議を行ったうえで、年度内に一定の結論を得る」ことで合意しました。
 予算や関連法案の結論が4月以降に先送りされ、国民生活や日本経済に混乱が生じることを懸念しておりましたが、今回の合意で、そうした事態は避けられることとなりました。

 河野衆議院議長、江田参議院議長をはじめ、合意に向けて大変な努力をされた与野党の皆さんに対して、心より敬意を表します。

 衆議院では与党、参議院では野党が、それぞれ多数を占めている現在の国会において、与党も野党も、自らの考えだけを押し通そうとしても、何も動きません。

 だからこそ、何よりも話し合いが必要です。むしろ逆に、こういう政治情勢だからこそ、話し合うことによって、よりよい結論を出すことも可能です。

 今後の予算審議においても、与野党で意見が異なる点もあるかもしれませんが、丁寧に、ねばり強く、話し合いを続けていくことによって、今回のように、最善の結論を得ることができると信じています。

福田内閣メールマガジン(第16号 2008/01/31)


ここには首相のリーダーシップのかけらもみられません。

メールマガジンは購読者に首相の考えを訴えかけるものと考えていました。たとえ公式発表以上には書けないとしても、首相として国会が混乱している現状に対する懸念や謝罪が読者にあってしかるべきだと思いますが、これでは読むに値しません。新聞で読んだほうが事態がよくわかりますね。


posted by デジカメ爺さん at 12:07 | Comment(0) | TrackBack(1) | 社会のことなど
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

暫定税率 つなぎ法案関連情報
Excerpt: つなぎ法案 与野党攻防続くNHKガソリン税などの暫定税率の期限を5月末まで延長する、いわゆる「つなぎ法案」をめぐって与党側は、30日午前の与野党幹事長・書記局長会談で合意が得られなかった ...(続き..
Weblog: マッシュアップ検索装置
Tracked: 2008-02-01 08:46

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。